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ハローワーク

【2回目の認定日】失業認定申告書の書き方と求職活動の記入例!持ち物も解説

よく分からない!失業認定申告書の書き方

初回認定日を終えると、

2回目の失業認定日」がやってきます。

本格的に求職活動を行い、

失業認定申告書に記入する必要があります。

この記事では、

  • 失業認定申告書の基本的な書き方
  • 求職活動実績の記入例
  • 2回目の失業認定日の持ち物

について、分かりやすく解説しています。

わたしは、2021年に初めて失業手当を利用しました。

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失業認定申告書とは?

失業認定申告書は、

  • 失業認定期間中に「失業の状態」だったことを
  • 申告する書類」です。

申告が必要な活動は、以下になります。

  • 求職活動実績
  • 1日4時間以上働いた場合
  • 1日4時間未満働いた場合
  • 就職した場合
  • 自営業を開始した場合

失業認定期間は、「前回の失業認定日~今回の失業認定日の前日」までの28日間です。

求職活動実績とは?

求職活動実績になるのは、以下のような活動です。

  • 職業相談
  • 各種セミナーの受講
  • 求人に応募
  • 資格試験の受験
  • 教育訓練給付対象講座の受講

参考記事
>>【失業手当】求職活動実績の作り方!具体的な内容を分かりやすく解説!

求職活動実績の回数

求職活動実績は、

  • 失業認定期間中に「最低2回」行います。

給付制限のある方は、

令和2年10月1日以降の5年間に、

何回転職したかによって、

  • 給付制限の日数
  • 求職活動実績の回数

が異なります。

給付制限の期間
  • 転職回数2回まで:給付制限2ヵ月
  • 転職回数3回以上:給付制限3ヵ月
求職活動実績の回数
  • 給付制限2ヵ月の人:求職活動実績2回
  • 給付制限3ヵ月の人求職活動実績3回

参考記事
>>【失業手当】離職票2枚合算!前々職と合わせて加入期間1年以上でOK!

失業認定申告書の書き方

失業認定申告書

失業認定期間中に、

  • 労働をしたのか?
  • 労働をしなかったのか?

で書き方が変わります。

失業認定申告書は、黒いボールペンで記入します。間違えたときは、訂正印をします。

わたしが実際にもらっている失業認定申告書は、〇をつけるだけの簡単な書式になっています。

求職活動をした場合の書き方

アルバイトなどをせず、

求職活動のみ」だった場合の書き方を紹介します。

①就労をしたかどうか?

「イ. しない」に 〇

②求職活動をしたかどうか?

「ア. 求職活動した」に 〇

ハローワークで職業相談

失業認定申告書ー職業相談
  • 求職活動の方法
    「(ア)公共職業安定所による職業相談~」に〇
  • 活動日を記入
  • 利用した機関の名称
    「1.  ~職安」に〇または記入
  • 求職活動の内容
    「1.  職業相談」に〇または記入

ハローワーク』で、職業相談・職業紹介・セミナーに参加した場合は、「(ア)公共職業安定所」に〇をつけましょう。

転職エージェントのセミナーに参加

失業認定申告書ー転職エージェント
  • 求職活動の方法
    「(イ)職業紹介事業者による職業相談~」に〇
  • 活動日を記入
  • 利用した機関の名称
    「3. (  ) 」に〇
    【利用した機関】【電話番号】を記入
  • 求職活動の内容
    「2. セミナー・講習」に〇または記入

厚生労働省に届け出のある、『転職エージェント・人材紹介会社』で行われる、職業相談・職業紹介・セミナーに参加した場合は、「(イ)職業紹介事業者」に〇をつけましょう。

派遣会社に登録して就業相談

失業認定申告書ー派遣会社
  • 求職活動の方法
    「(ウ)派遣元事業主による派遣就業相談等」に〇
  • 活動日を記入
  • 利用した機関の名称
    「3. (  ) 」に〇
    【利用した機関】【電話番号】を記入
  • 求職活動の内容
    「1.  職業相談」に〇または記入

厚生労働省に届け出のある、『人材派遣会社』で行われる、職業相談・職業紹介・セミナーに参加した場合は、「(ウ)派遣元事業主」に〇をつけましょう。

公的機関で職業相談

  • 求職活動の方法
    「(エ)公的機関等による職業相談等」に〇
  • 活動日を記入
  • 利用した機関の名称
    「3. (  ) 」に〇
    【利用した機関】【電話番号】を記入
  • 求職活動の内容
    「1.  職業相談」に〇または記入
公的機関とは?
  • 独立行政法人
  • 新聞社
  • ハローワークプラザ
  • マザーズハローワーク
  • わかものハローワーク
  • ふるさとハローワーク
  • ジョブカフェ

公的機関』で行われる、職業相談・職業紹介・セミナーに参加した場合は、「(エ)公的機関」に〇をつけましょう。

資格試験の受験

求職活動の方法、

利用した機関の名称は空欄で大丈夫です。

  • 活動日を記入
    受験日
  • 求職活動の内容
    「4. その他」に〇
    「(〇〇試験受験)」と記入

合格発表日も記載しておきましょう。

教育訓練給付対象講座の受講

失業認定申告書ー教育訓練給付講座

求職活動の方法は、〇をつけません。

  • 活動日を記入
    前回の認定日~今回の認定日の前日
  • 利用した機関の名称
    「3. (  ) 」に〇
    【利用した機関】【電話番号】を記入
  • 求職活動の内容
    「4. その他」に〇
    「(教育訓練給付対象講座を受講中)」

わたしは教育訓練給付対象講座を受講しているのですが、この記入の仕方で問題ありませんでした。

参考記事
>>【求職活動実績】ユーキャンの通信講座でマイペースに求職活動しよう!

求人に応募

求人に応募した場合は、

  • 事業所名
  • 電話番号
  • 応募日
  • 応募方法
  • 職種
  • 応募したきっかけ
  • 応募の結果

を記入します。

求人に応募した場合、求職活動実績1回で、失業手当の給付を受けることができます。

ハローワークの紹介に応じられる

ハローワークから、

仕事が紹介された場合について選択します。

ア. 応じられるに〇をします。

あとは、

  • 申告書を提出する日
    ➡ 失業認定日の日付
  • 「〇〇公共職業安定所長」
  • 受給資格者氏名
  • 支給番号

を記載すれば、

失業認定申告書の完成です!

働いた場合はどうなる?

  • アルバイト
  • 自営業
  • 家業
  • 内職
  • ボランティア活動

などを行った場合、

失業認定申告書に記載する必要があります。

参考記事
>>【失業手当】働く気がない人は資格の勉強をしよう!求人応募以外の求職活動を紹介

1日4時間以上働いた場合

失業認定申告書ー4時間以上働いた場合

就職又は就労として記入します。

収入が発生していなくても申告する必要があります。

①就労・手伝いをしたかどうか?

「ア. した」に〇をする

②失業認定申告書のカレンダー

働いた日付に〇をする

〇をつけた日は、基本手当が支給されません。

ただし、一定の条件を満たした場合、

「就業手当」という形で支給が受けられます。

1日4時間以上の場合で、1日の収入金額が賃金日額の最低額未満だった場合、就労とはならないため、内職又は手伝いとして記入します。

賃金日額の最低額は、 2022年7月まで2577円となっています。毎年8月1日に改定されます。

1日4時間未満で働いた場合

失業認定申告書ー4時間未満

内職または手伝いとして記入します。

収入が発生していなくても申告する必要があります。

①就労・手伝いをしたかどうか?

「ア. した」に〇をする

②失業認定申告書のカレンダー

働いた日付に×をする

×をつけた日は、基本手当が減額となります。

条件によっては不支給となります。

×をつけた場合、

  • 収入のあった日
  • 収入額
  • 何日分の収入か

を記載欄に記入します。

内職又は手伝いの定義は、雇用保険法で「自己の労働によって収入を得た場合」とされています。

「就職した」ことになる

  • 雇用保険の加入条件を満たした場合
  • 「就職」したことになります

雇用保険は、

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 31日以上働く見込みがある場合、

加入しなければいけません。

賃金の収入がなかったとしても、

  • 雇用保険の被保険者として雇用された時点で、
  • 就職したことになり、

失業手当は支給されません。

就職・自営業が決まった場合

就職・自営が決まった場合、

就職もしくは自営した人の記載欄にある

  • 「(ア)就職」
  • 「(イ)自営」

のどちらかに、〇 をします。

  • 就職予定日・自営開始日
  • 就職先の事業所名
  • 就職先の住所
  • 就職先の電話番号

を記入します。

失業認定申告書のカレンダーにも

就職・自営をした日付に〇をします。

自営開始予定日は、自営の準備に専念して求職活動を行わなくなった日です。

就職・自営業が決まった場合、

就職日・自営開始日の前日」にハローワークへ行き、

  • 失業の認定
  • 就職の届け出

をする必要があります。

2回目の失業認定日の流れ

失業認定申告書に印字されている時間に、

ハローワークへ行きます。

持参する書類は、以下になります。

  • 雇用保険受給資格者証
  • 失業認定申告書
  • 印鑑
  • ボールペン

総合案内には行かずに、

直接、「雇用保険給付課」の窓口へ行きます。

用意されているクリアファイルの中に、

  • 雇用保険受給資格者証
  • 失業認定申告書

の2点を入れて、

窓口のボックスの中へ入れます。

指定された時間に行くと、「20分」くらいで手続きが終わります。

次回の失業認定申告書を1枚くれるので、

失くさないようにしましょう。

失業認定申告書には、次回の認定日の時間が印字されています。万が一紛失してしまった場合は、ハローワークでもらうようにしましょう。

参考記事
>>【初めての失業手当】ハローワークの手続きにかかる時間や流れを解説!

【2回目以降】失業認定申告書の書き方を解説しました!

2回目の失業認定日のために、

失業認定申告書の書き方」について解説しました!

アルバイトをしながら、

求職活動をするのは、大変だと思います。

  • 2、3ヵ月で就職を決めるのか?
  • じっくり求職活動していくのか?

によって、取るべき行動が違ってきます。

  • 自分に合った求職活動を見つけると、
  • 失業認定申告書の書き方に悩まなくなります。

参考記事
>>【求職活動実績の作り方】職業相談から資格勉強まで自分に合った方法が見つかる!