24才の時に、
ロンドンに2週間だけ、超短期留学をしました。

「日本以外の国が見てみたい!」
そんな気持ちからでした。
短期留学の内容は、
でした。

その時の体験談をお話してみたいと思います。
初めての海外へ!

2007年10月21日(日)
朝6:30に自宅を出発。
品川駅から、
7:48発の成田エクスプレスに乗って、
成田空港を目指す。
予約していた2号車にある4Bの座席に座った。
「本日は満席です」
というアナウンスが流れた。

約1時間15分かけて、成田空港に到着!
搭乗手続き(チェックイン)
搭乗手続きをするため、
全日空ANAの「F」のカウンターへ向かった。
次に行く場所が分からなかったので、
インフォメーションで尋ねる。
出国便が表示された黒い大きな表示板の下で、
を受けるように言われた。
「機内へ持ち込む液体物は、透明の袋へ入れてください」
と言われた。
透明の袋を用意していなかったので、係の方に透明の袋をもらう。
そこに45mlの『8×4』を入れた。
「次回からは気をつけてください」
と言われてしまった。
国際線の出国手続き

セキュリティチェックが終わり、
へと向かった。
税関で申告するものはないので、
出国手続きをするだけだった。
ものすごい人の行列が待っていた。
思ったより早く、
出国手続きを済ますことができた。
となっていた。

おにぎりと野菜ジュースを買って、ロビーで軽食。
成田空港を出発
の便に乗る予定だった。
ところが、
搭乗時刻の11:10になっても、搭乗が始まらない!
「座席の整備が遅れているため、もうしばらくお待ちください」
というアナウンスが流れた。
ようやく搭乗できたのは、11:45のことだった。

20分遅れで、NH201便の飛行機は、ロンドンへ向けて日本を出発!
エコノミークラスと日本
エコノミークラスの座席の狭さに衝撃を受けた!
ここまでひどいとは思っていなかったのだ。
わたしの座席は、
飛行機は、成田空港をどんどん離れ、
千葉県の房総半島を見下ろした。
畳のように規則正しく並ぶ田畑が、どこまでも続いていた。
緑の青々とした山脈が連なり、
だということが分かった。

わたしは目を潤ませながら、雲の中へ消えていく祖国を見送った。
ロシア大陸とハーゲンダッツ

機内では、すぐに昼食が出された。

かにご飯の入ったメニューをチョイス。
食欲を失っていたが、
ここで食べておかなければと思い、胃袋へと押し込んだ。
1時間後、
初めて見る大陸は、
赤い土をしていて、見たこともない大きさだった。
ロシア大陸上空で、なぜか、
このサプライズに、テンションが上がった!

アイスクリームをほおばったわたしは、少し元気を取り戻したのでした。
大陸は雲に隠れたりしながら、移り変わっていった。
そして、ロシア大陸の真ん中あたりで、
大地は白く覆われた。
おもちゃのような家

ようやく、
モスクワのサンクトペテルブルク上空に入った。
大きな湖が見えてきた。
人々が暮らしているらしき土地には、
この地球上に人々が暮らしているかどうかすら、
分からないくらい、はるか上空にいた。
ふと、神様のような気分になった。
という気持ちになった。
知る由もなかった。
ただ、わたしの知らない土地で、
が、このすぐ下で暮らしている
ということだけは分かっていた。
だから、
上空から見ていて心配になったのだ。
ヨーロッパとバルト海

やがて、
わたしは、初めてヨーロッパの海を見た。
海には帆船が走っていて、大航海時代を彷彿とさせた。
と思った。
水平線は丸く、
と感じた。
ロンドンまで、あと5時間というところだった。

すでに半分のところまで来てしまった!
ロンドンとテムズ川


イギリスの大地が見えてきたときは、嬉しかった!
日本のように、畳のように並んだ田畑が見えた。
でも、緑より赤い土の印象が強かった。
そして、
平らな土地が続き、山がないと感じた。
田畑の上空を、セスナ機が2、3機飛んでいた。
煙突のついた家がたくさんある。
だんだん街が近くなって、
車が走っているのが見えてきた。
それから、飛行機は大きく旋回し、
窓から美しい夕陽が差し込んできた。
ヒースロー空港に到着!
約12時間に渡る空の旅は、あっという間だった。

ほんの2~3時間だったように感じられた。
この日は世界中が晴天だったせいか、
快適な空の旅となった。
空港に着くと、
降り立った空港の雰囲気は、日本と同じように感じられた。
ところが、
入国審査のエリアに進むと、雰囲気が変わった。
人種的には白人よりも、
が目立っていた。
何より驚いたのは、
ヒースロー空港の入国審査が、あっさりしていたことだ。
2007年、ヒースロー空港では爆破テロがあった。
ヒースロー空港の入国審査は、
厳しくなっていると聞いていたのだ。
その場には何の緊張感もなく、
入国審査官は、
ということだけしか聞かなかった。
そして、
バッゲージを受け取ったら、すぐに到着ロビーなのだ。

検疫は、日本から直行便で行った場合、ないそうです。
到着ロビーで送迎を待つ
留学生を待っているらしき人たちが、ちらほらいて、
とりあえず、両替をすることにした。
飛行機の中で、
をメモに書いていた。
「Please like this」
と言って、その紙を渡した。
窓口の女性はその通りに両替してくれた。
空港からホームステイ先までは、送迎サービスを利用することになっていた。

わたしは到着ロビーで、送迎者を待つことにした。