2007年10月22日(月)
イギリスに着いた翌日から、
語学学校へ通う予定になっていた。
ホームステイ先の最寄り駅は、
「ケンサル・グリーン」という駅だった。
朝、ホームステイ先から駅へと向かう。
薄く霧がかかっていて、
レンガ造りの家が並んでいた。

「ハリーポッター」の映画の世界のような光景でした。
オックスフォード・サーカス駅へ
わたしの通う語学学校は、
初日は、
クラスを決めるための簡単なテストをする。
日本では習わない接続詞であったり、
テストのポイントが日本とは違っていて、
それから、
その日が初日の他の生徒たちと一緒に、
学校のルールなどの説明を受けた。
テストの採点とクラス分けの結果まで、
自由時間となった。
隣に座っていた
と仲良くなり、
学校のカフェへ行くことになった。

その子はポーランド出身で、
わたしと同じ日に初めてイギリスへ来たらしかった。
初級エレメンタリークラス

10:50から授業が始まるので、
元の教室へ戻った。
テストで決まったクラスを告げられた。
わたしの英語力は、
エレメンタリーのクラスへ向かう。
そのクラスには、
- スペイン人
- コロンビア人
- チリ人
- 韓国人
- 中国人
- トルコ人
- インド人
がいた。
という子に話しかけられた。
わたしは、
慣れない英語でなんとかしゃべろうとしたが、
いざしゃべろうとすると、
他の国の人たちは、
海外ドラマなどを見て独学で勉強するらしい。
それで、英会話はなんとかできるのだそうだ。
文法や単語をもっと覚えたくて、
勉強しに来ているらしかった。

わたしは文法もあいまいな上、 会話もまともにできないのだった。
クイーンズ・パークで迷子になる
授業が終わり、
この日はとりあえず帰ることにした。
オックスフォード・サーカス駅に着くと、
どうやら、アクシデントらしかった。
わたしは、他の路線を使って帰ることにした。
とりあえず「パディントン」駅へ向かい、
そこからベイカールー・ラインに乗り換えることにした。
しかし、乗り込んだ電車は1つ手前の駅
本当は、隣のホームで、
別の電車を待てば良かったらしいのだが、
わたしは、
「アクシデントのせいだ!」
と思ってしまった。
たったひと駅なので、
途中、ファストフード店に寄って、
初めて注文をしてみることにした。
チキンナゲットのセットを頼んでみた。
気分よく帰ろうとしたが、
1時間程、行ったり来たりを繰り返す。
人の気配もなく、
地図に乗っていない線路が出てきて、
電車が見えた。

「やばい地域に迷い込んでしまったかもしれない・・・。」
急に怖くなってきた。
親切な人に助けてもらう

「クイーンズ・パーク」駅に戻ろうとしたが、
同じような家が規則正しく並び、
泣きそうになりながら、
バス停で途方に暮れていると、
1人の黒人女性が通りかかった。
「Excuse me」
といって声をかけた。
「Kensal Green Station」
へ行きたいと伝えた。
どうやら、その人も
「ケンサル・グリーン」駅の
もう1つ先の駅へ行く途中らしい。

こんな偶然があるんだと本当にありがたかった!
わたしの手を引いて、
近くのお店で道を尋ねてくれたりした。
そして、見覚えのある
「ケンサル・グリーン」駅へ到着した。
わたしは、たくさん感謝を伝えたくて、
「Many thanks!」
と言った。
疲労で約12時間眠る

初日は、
慣れないことだらけで疲れ果てていた。
夕方15時にホームステイ先に戻ると、
せっかく買ったチキンナゲットを食べずに、
深い眠りについた。
そして、そのまま、

このあと、ホストマザーや娘にとても心配されることになる・・・。