2007年10月23日(火)
ロンドン超短期留学3日目。
語学学校は、
午前中だけのコースにしていた。
と思っていたのだ。
わたしは、学校が終わったあと、
「大英博物館」へ行ってみることにした。
トッテナム・コート・ロード駅

「オックスフォード・サーカス」駅から、
ドミニオン・シアターが目の前に現れた。
大英博物館は、
駅から近いところにあるはずだった・・・。
大きい建物がたくさんあって、
そのどれもが博物館といっていいほどに立派なのだ。
わたしは、
おなかが空いてきたので、途中でパンを購入。
それから、
と思い、公衆電話に入った。
わたしは、
しかし、
1回お金を入れると、
そのお金は戻ってこなかった・・・。

わたしは、すかっり参っていた・・・。
大英博物館とロゼッタ・ストーン

もと来た道へ戻り、
必死に地図を見ながら歩き続けた。
ようやく大英博物館を見つけたときには、
とりあえず、
さっき買ったパンを食べることにした。
となっていた。
日本の博物館のような厳かな雰囲気はなく、
カジュアルな印象だった。
わたしは、館内のパンフレットを手に入れ、
まず、
を見に行くことにした。
有名なロゼッタ・ストーンを、
ガラス越しに見る。
それから、ギリシャ彫刻を見た。
ギリシャ彫刻の造形美は、ピカイチだった。
と思った。

これらのものが無料で見られるなんて、信じられなかった!
百済観音のレプリカ
わたしは、
日本のエリアの入り口には、
が立っていた。
イギリスで百済観音を見ることになるとは
思っていなかった。
ふと、こんなことを言っている気がした。
「人はみな、どこにいても自分なのである。」
世界中のどこにいても、自分でいれば、
あらゆる所が自分の居場所になりうるのだ。
世界中のどの人種にも劣っていない。
どの国にも長い歴史と文化があり、
その上に民族が息づいている。
それぞれの民族がもつ文化は、
どれも優れていると感じたし、
オンリーワンなのだ。
と思った。
わたしという人間は、
日本という土地に根づいた文化の賜物なのだ。

イギリスに着いてから、なぜか、日本人であることを恥ずかしく感じていたのでした。
英国料理を食べる

イギリスに来て3日目の夜。
1日2食付きのホームステイだった。
この日、わたしはようやく、
を食べることができた。
だった。
「Could you pass me the salt?」
の意味が分かった。
机の上には、塩とコショウがあって、
らしかった。
そして、
ように言われた。
木の机は、古い物のようだった。

「そっか!」
海外では、
のかもしれなかった。
コースターやランチョンマットは、
という役割があったんだ!

日本では普段使っていなかったので、目からウロコでした。
食事の最後に、
が出てきた。
ボリューム満点のディナーを食べ終わるのに、
1時間かかってしまった。

手作りのアップルパイおいしかったな~
ジェットラグと疲労

2007年10月24日(水)
ロンドン超短期留学4日目。
この日は学校から帰ると、
夜、
ホストマザーのメアリーが部屋の前に来て、
「ディナーは?」と聞きに来た。
わたしは、
「I don’t want」
と言って、
そのまま朝まで眠ってしまった。
相当心配させてしまったと思う。

時差ボケのせいか、体がついていかなかった・・・。
Are you okay?

2007年10月25日(木)
ロンドン超短期留学5日目。
この日は学校のあと、
「ハイド・パーク」へ行こうと考えていた。
ところが、
お昼ごはんは、近くのファストフード店で、
ナゲットを買って食べた。
15:00になって、
メアリーが仕事から帰ってきた。
「Are you okay?」
と聞かれた。
わたしは、
「Okay」
と答えた。
メアリーは、こんなことを言った。

英語はしゃべれないけど、ヒアリングはなんとなくできた。

I Know・・・
確かに、
英語のしゃべり方が分からず、
クラスの人や先生の言っていることも
理解できない。
カフェでの注文の仕方、
お金の支払い方など、
生きていくためには、
出来ないことでも、
積極的にやらなければいけないのだ。

言葉は違っても、だいたい言っていることが理解できるので、不思議です。
食べることは大切なこと

その日のディナーは、
メアリーが作ってくれたディナーを、
わたしは、
食べるということに全く関心を失くしていた。
食べるということは、
食べる物の質が問題なのではない。

「生きていくために食べる!」
そうすることに決めた。